点接触型トランジスター

その他
ニュージャージのベル研究所に行ったのは1980年ころだったと記憶している。何よりも印象に残っているのは、あのトランジスターの原点である点接触型ト ランジスターの実物と遭遇できた事です。さりげなく、簡素な展示ケースに収納してあった。ベルラボでは、産業界に絶大な貢献をしたトランジスターでさえこ のような取り扱いかと、一瞬やや気落ちしたが・・・・・・。

訪問先でその歴史的な所産に遭遇できるとは夢にも思っていなかったので、えらく感激したのを覚えている。昼食はいわゆる社員食堂に案内されたが、メニュー は本当にリッチでアメリカでありながら味も良かった。当時、うちの社員食堂は日本の平均的な社員食堂より遥かに良かったが、ベルラボとは比べようがなかっ た。

しかし、うちのローカルセールスのアホさ加減にはがっかりした。お陰で私の第六感はフル活動しました。ベルラボへの道をロストしてしまったのです。大分前 に一度ベルラボへ行った経験がある彼にベルラボ周辺の雰囲気を問質し後は私の鋭い方向感覚をフル活動させた。・・・この何年か後にも、ペンシルバニアとイ ギリスでも同じことを経験した。太陽さえ見えていれば、何とかなると自信を持った次第です。

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