繁栄期間半減の法則

その他
昔あるところが3200年間栄え、次第次第に半分半分になってきている。その原因は、一つには情報伝播の速度、これが速くなって来ていることがあります。今やインターネットで即時に世界中の誰とでもコミュニケーションできる状況になっています。

イギリスが産業革命以降の100年間の間、その経済の隆盛を保つことができた。同様にアメリカが50年、更に西へ伝播して日本が25年間。この法則で行く と韓国が12.5年間、中国が6.25年の間栄える筈である(韓国の場合は筈であった)。厳密には??ではあるが、マクロな見方では当たらずと言えども遠 からず(いや、ほぼ当り)。

これは何年も前の記事ですが、有史以来の文化の盛衰を分析しますと、繁栄期間L=3200÷2のn乗で、ある程度シミュレートできるそうですね。現在は n=7、従ってL=25で、そして繁栄しているところは日本だと言う記事がございました。さらに一度繁栄したところは二度と繁栄しない。それから繁栄は、 インドか中東が基点で西回りに回ってゆくのだということでございました。

相当以前になりますが、ドラッガー氏が日本の経済発展を賞賛した時期がございます。ということは、昨今の状況を冷静に見ますと、そろそろ日本の我が世の春も終わりかなと、この式とグラフを信用するならそういうことになります。

ただ、この次はどこの国かといったときに、西回りだから中国や東南アジア諸国、韓国等々考えられますけれども、昨今のアジア経済の失速、中国はまだ「?」 だが、アメリカの再興ということもあります。兎も角この式の行く着く先、すなわち繁栄期間が1年を切る時期が近づいている気がいたします。つまりカオスの 時代に差し掛かっている気がします。いろんな事象が世界規模で同時発生的に起きて来るという事態になりつつあると思います。

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